ごはんラボ アジの南蛮漬け
工夫を加えながらも簡単な調理法で身近な魚介を食べるシリーズ、3回目はこの時期においしいアジの南蛮漬けです。
もともとは魚や肉を揚げて唐辛子の入った甘酢に漬ける地中海料理。記者はとても手間がかかる印象を持っていました。魚を丸ごと揚げるには時間がかかるし、そのわりに骨が気になって食べにくいというイメージもあったからです。
こうした悩みは、三枚におろした魚を使うことと、揚げずに焼くことで解決。手順はシンプルで、南蛮酢を準備する、野菜を切る、アジを焼いて漬ける、の3ステップです。
前回のイワシのパン粉焼き同様、弱火でゆっくり火を通します。しばらくすると何ともいえない香ばしさが漂ってきます。身が硬くなるくらいにしっかり焼くことで、食感よく仕上がります。淡泊ながらうまみのあるアジを堪能でき、酢のさっぱり感で野菜もたくさん食べられる。夏を元気に乗り切れそうな一品です。(栗田優美)
アジの南蛮漬け
材料(2人前) 監修:料理研究家・渡辺あきこ
□ アジ 中サイズ2匹分(三枚におろした身を4枚)
□ 新タマネギ 1/2個
□ ピーマン 1個
□ 赤唐辛子 1/2本
□ 酢 100ml
□ しょうゆ 大さじ1と1/3
□ 砂糖 大さじ2
□ 塩
□ 小麦粉 大さじ1
□ 油 大さじ2
【作り方】
①南蛮酢を作る。バットなど深さのある容器に酢、しょうゆを入れる。計量カップなどに湯50ml、砂糖大さじ2、塩小さじ1/2を入れて溶かし、加える。
拡大する右利きなら腹側を左にして置き、腹骨と身の間に包丁をさし入れ、骨を持ち上げながらはぐように切り離す
②新タマネギは芯を取って薄切り…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル